2014年05月31日

5月31日の記事


イギリスは国際金融の中心地として、強い立場を持ちながら基軸通貨の役割を果たしていましたが、第一次世界大戦によって、欧州各国の経済が低迷したのです。

英ポンドからアメリカのドルへと基軸通貨が移行したのは、1910年から1940年にかけてと、歴史では検証されています。
アメリカは逆に戦争特需で経済が急成長したことから、英ポンドからアメリカドルへと移ったのです。
米ドルやユーロが買えないときの避難通貨としての役割も英ポンドは担っています。
第二次世界大戦後、その強力なアメリカの経済力をバックに、基軸通貨が英ポンドからアメリカドルへ移行したのは、まさに時代の流れでしょう。
ところが、第二次世界大戦後以降、経済が低迷し、今では世界第四位の通貨になりました。
アメリカドルが英ポンドを凌駕して、名実共に基軸通貨としての地位を確立したのは、やはりその強大な経済力にあると言えます。




Posted by 胃川 at 00:40│Comments(0)
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