2014年06月01日
6月1日の記事
世界各国への工業製品の輸出などが功を奏し、英ポンドでの取引が増えていき、大きく躍進したのです。
19世紀半ば以降まで、英ポンドは、安定した基軸通貨として信頼されていました。
英ポンドからアメリカドルの変遷時期は、ちょうど、第一次世界大戦や世界恐慌、そして第二次世界大戦などの世界中が不安定な時期だったのです。
英ポンドは、世界の基軸通貨として世界一の流通量だった実績を持ちます。
そして18世紀に産業革命が起こり、イギリスが世界経済の主役になり、英ポンドが基軸通貨として君臨したのです。
ところが、第二次世界大戦後以降、経済が低迷し、今では世界第四位の通貨になりました。
アメリカドルが英ポンドを凌駕して、名実共に基軸通貨としての地位を確立したのは、やはりその強大な経済力にあると言えます。
Posted by 胃川 at 00:50│Comments(0)